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損害保険会社のカルテル問題に関する報道について
損害保険会社のカルテル問題に関する報道を受けまして、株式会社リンクジャパン(以下、「当社」といいます)のコンプライアンス(法令等遵守)に対する姿勢を改めて公表させていただきます。
2024年10月31日付、公正取引委員会が三井住友海上火災保険株式会社、損害保険ジャパン株式会社、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、及び東京海上日動火災保険株式会社並びに保険代理店1社に対し、独占禁止法の規定に基づき排除措置命令及び課徴金納付命令を行った事案に関しまして、当社では該当の懸念はございませんのでご安心ください。
■独占禁止法の規定に基づき排除措置命令及び課徴金納付命令に至った問題事案の概要
大手企業や自治体と保険契約者とする損害保険について、それぞれ損害保険会社4社(一部の事案に関して保険代理店1社を含む)が共同して引受する損害保険について、保険料の水準を調整することなどによって、保険料を引き上げ又は維持できるようにする行為や、保険会社が事前に想定した引受保険料及び引受割合で受注する行為を行うなど、公共の利益に反して、当該引受保険の取引分野における競争を実質的に制限していました。いわゆる保険料の事前調整(カルテル)を行うなど、不当な取引を行ったことが判明し、公正取引委員会で問題になっていました。
当社では、コンプライアンス基本方針、保険募集管理基本方針を掲げ、これらを遵守徹底するとともに、「勧誘方針」に基づき、適正なご提案とご契約を行っています。
また保険代理店は本来、お客さまと保険会社の中立的立場であり、特に当社におきましては顧客本位の業務運営方針を掲げているとおり、何よりもお客さまの最善の利益を提供すること、並びにお客さまにご満足いただけるサービスの提供を追求していく使命があると考えております。
つきましては、これからも皆様に安心を与え信頼される保険代理店として、コンプライアンス強化と更なる業務品質を目指して尽力してまいります。
2024年11月6日
株式会社リンクジャパン
代表取締役 岩下雅雄