住宅ローン
金利が上がる時代に、住宅ローンをどう考えるか
最近、「金利が上がる」というニュースをよく見かけます。
住宅ローンをこれから考える方も、すでに借りている方も、少し気になるテーマかもしれません。
今回は、これから始まる住宅ローンシリーズの第1回として、「金利が上がる時代に、住宅ローンをどう考えるか」を整理してみたいと思います。
💡金利が動き始めた理由
長く続いた超低金利時代。
日本では、金利はほとんど「動かないもの」のように感じられてきました。
しかしここ数年、金融政策の見直しにより、住宅ローン金利にも少しずつ変化が見られるようになっています。
背景にあるのは、日本銀行の金融政策の転換です。
これまで日本では、景気を支えるために金利を極めて低く抑える政策が続いてきました。
現在は、物価の上昇などを受けて政策の方向性が見直され、金利水準も徐々に調整されつつあります。
※住宅ローン金利は、政策金利だけでなく、市場金利や各金融機関の判断など複数の要素で決まります。そのため、段階的に影響が表れるのが一般的です。
💡「金利が上がる=怖い」で終わらないために
ここで大事なのは、
「金利が上がるらしい。怖い。」
で終わらないこと。
住宅ローンは、多くの方にとって人生で最も大きな借入になる可能性が高いものです。
にもかかわらず、
・なんとなく変動金利
・営業担当にすすめられるまま
・みんながそうしているから
こうした理由で決めているケースも少なくありません。
金利が1%違えば、借入額や返済期間によっては、総返済額が大きく変わることもあります。
💡本当に考えるべき3つの視点
それでも本当に重要なのは、「金利が上がるかどうか」を予測することではありません。
本当に考えるべきなのは、
✔ 自分はどのくらいの金利変動に耐えられるのか
✔ 収入は将来どう変動しそうか
✔ 住宅ローンを家計の中でどう位置づけるのか
住宅ローンは、単なる毎月の“支払い”ではなく、長期間にわたる金融契約です。
そしてそれは、景気や政策の影響を受ける可能性がある商品でもあります。
これから数回に分けて、
・固定金利と変動金利の本当の違い
・銀行は何を基準に貸しているのか
・繰上返済は本当に得なのか
・住宅ローンは「負債」なのか、それとも活用できる仕組みなのか
こうしたテーマを、順番に整理していきたいと思います。
「なんとなく」から卒業して、自分の意思で選べるように。
金利上昇は、不安の材料で終わらせるものではなく、仕組みを見直すきっかけになるかもしれません。
次回は、「固定金利と変動金利の本当の違い」についてお話しします。

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