公的保険
公的保険の何がすごい?② ~遺族年金~
こんにちは!リンクジャパンです。
先月からスタートしたシリーズ「公的保険の何がすごい?」についてです。
(前回の記事「公的保険の何がすごい?①」はこちら)
説明を受けた覚えもなく、
署名した覚えもなく、
民間の生命保険に加入せずとも、皆さんはすで生命保険に加入されています。
その一つが公的保険の「遺族年金」です。
「遺族年金」とは・・・国民年金および厚生年金の被保険者、または被保険者であった人が亡くなったときに、その人によって生計を維持していた遺族に対して、生活を保障する目的で支給される公的年金のことです。(下の図1を参照)
ここで問題です。
夫35歳(会社員、平均標準報酬月額30万円)、妻30歳、第1子3歳、第2子1歳の4人家族がいるとします。
万が一、夫が亡くなった場合、残された遺族は「遺族年金」を総額いくら受け取ることができると思いますか?(妻が65歳になるまでの期間)
答えは、約4,380万円です。(下の図2を参照)
いかがでしょうか。
家族構成や標準報酬月額などによってもらえる額は異なりますが、民間の生命保険に加入せずとも、すでに「遺族年金」という大きな保障があります。
しかし、遺族年金は一括でもらえるお金ではないため、自身のライフプランを考え民間の生命保険の必要保障額を決めることが大切です。
ライフプランについてはこちら。
自身の場合、遺族年金はいくらぐらいなのか気になる、
もしかしたら民間の生命保険の保障額が多すぎる/少なすぎるのではないか?
ライフプランを考えたい、
など、気になる方は営業担当者までご相談ください。
・参照 日本年金機構「遺族基礎年金(受給要件・対象者・年金額)」
URL https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/izokunenkin/jukyu-yoken/20150401-04.html
・参照 日本年金機構「遺族厚生年金(受給要件・対象者・年金額)」
URL https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/izokunenkin/jukyu-yoken/20150424.html
次回は、働けなくなったときの公的保険についてお話しします。